ヘルスケア

2018年2月13日

たばこがアスリートにダメージを与える3つの理由

たばこがアスリートにダメージを与える3つの理由

たばこで体力は低下する?

たばこは、吸うことで血管が縮み、血圧が上がることで心肺機能に負担をかけます。また、体内では通常ヘモグロビンと酸素が結合されるのですが、喫煙により入った一酸化炭素が酸素と結合してしまうため、酸素が正しく体内へ運ばれなくなります。これにより、酸欠状態となり体力、持久力、呼吸機能、スタミナなどに大きく影響を及ぼします。
さらには、たばこの有害物質に対抗するために、たんぱく質を消費します。つまり、身体をつくるためにトレーニングや食事で栄養のバランスを考えていても、たばこを吸ってしまうと効果が薄れてしまう可能性があります。力を発揮したい場面での瞬発力や集中力にも影響を及ぼすともいわれ、たばこに含まれるニコチンは脳や神経を興奮させるため、たばこを習慣化してしまうとニコチンが無いと神経が興奮しづらい状態になり、いざという時の瞬発力・集中力の低下を引き起こす原因になるといわれています。

回復力も低下する?

たばこの煙の中にあるアクロレイン、アセトアルデヒドなどの刺激性物質が、気道粘膜を刺激し、繊毛(せんもう)を痛めさせます。また、ビタミンCを破壊してしまうため、痛めつけられた体内からウイルスが侵入した結果、風邪をひいてもなかなか治りづらい状態になります。
ビタミンCは、風邪だけではなくケガの回復にも欠かせない成分です。ビタミンCを破壊し、前述したように酸欠状態を引き起こした結果、体内に酸素が行き渡らなくなるため、ケガの回復を遅らせます。

さまざまな病気のリスクが上がることも・・・

肺がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、心筋梗塞など、原因はひとつで無いにしても、さまざまな病気の原因の一つとしてたばこは長年、研究の対象になっています。また、吸う人・吸わない人で平均寿命に差が出ることが統計上わかっているため、アスリートとしての選手生命にも関わってくる可能性があります。
まさに百害あって一利なし。しかし、たばこはニコチン中毒、つまり薬物中毒を引き起こすため、禁煙するためには大きなストレスを伴います。最近では、禁煙外来や禁煙ガム、ニコチン・タールを含まない電子たばこなどがあるため、禁煙を意識している方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
余談ですが、アスリートのトレーナーやコーチを行っている方たちも、アスリートと一緒に過ごす時間がある方は非喫煙者が好まれます。もし、スポーツ業界などでこれから働いていきたいと考えている愛煙家の方がいたら、今のうちに少しずつ対策をすることをオススメします。

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