
今回は、先日金スマでも紹介されていた「たった1か月で10歳若返る食事術」をご紹介!
この食事法にすることで、サッカー日本代表の長友選手は、「20代のころよりも体調がよくなった」といわれていました。
「細胞レベルでカラダが生まれ変わる」食事法!
簡単に実践してできるので、試してみる価値はありますよ。
目次
①ファットアダプト食事法とは?
②ファットアダプト食事法で得られる効果
③脂質のメカニズム
③やり方は?
④まとめ
①ファットアダプト食事法とは?

ファットアダプト…なかなか聞きなれない言葉ですよね。
この食事法のファットアダプトとは、ファット(脂質)をエネルギー源とし、上手に使えるファットアダプテーション(脂質適応状態)の体質に改善していこうということです。
具体的には…
・糖質の摂取をコントロールし血糖値の乱高下を抑える
・良質なタンパク質と脂質を積極的にとる
ということです!!
これにより、「筋肉が良好な状態を維持、もしくは向上させつつ、脂質をエネルギー源として体を動かしていく」という体の変化に変えていくというもの!!

②ファットアダプト食事法で得られる効果
・柔軟性がある筋肉になり、怪我が減る
・病気の回復が早くなる
・精神的に安定する
・肌の状態が良くなる
・太りにくくなる
・集中力が上がる
こういった効果があります。

③脂質のメカニズム
糖質と脂質は体内で常に一緒に使われています。
活動強度で使われる率は変わってきますが、活動強度が低い、日常生活においては脂質がメインで使われています。
では、スポーツでは糖質が…と思われる方が多いと思いますが、実は主要なエネルギーは脂質なのです。
糖質が多く使われるときというのは、筋トレで重たいウエイトを持った時や、短距離をダッシュする時など活動強度が高い時だけなのです。

ということは、日常生活やスポーツでも使われるのは脂質がメインだということなのです!!
日常生活で脂質をうまく使えないと、余った脂質は体脂肪として体に蓄積されてしまいます。
スポーツ選手においては、脂質をうまく使えないことで持久力やスタミナがなくなり、パフォーマンスを落とすことにつながります。
また、糖質の取りすぎは体脂肪=中性脂肪の蓄積を促進するため、ある程度の制限が必要となってきます。

④やり方は?
では、ファットアダプトのやり方をご紹介していきます。
上記にも書いたようにポイントは、「糖質のコントロール」と「良質な脂質とタンパク質」
⑴糖質のコントロール

糖質は老化を早める原因!だからといって極端な糖質制限はNGです。
糖質をゼロにしてしまうと体が動けなくなってしまうからです。
「1食20~40g×3食+間食10g」
が目安となります。ご飯ならお茶碗半分、パンなら8枚切り1枚ほどの量です。
*アスリートの方はもう少し取りましょう!!
⑵良質な脂質

体の細胞を包んでいるのは油!この油が不足してしまうと細胞膜は水分がない状態になってしまいます。
また、油が古いと細胞が若返るどころか老化の原因にもなります。
新鮮で良質な脂質を選ぶことが重要です!!
・オリーブオイル
・青魚
・えごま油
・アマニ油
がおすすめです。
*揚げ物などをする場合は新しい油を使いましょう!!
古い油は酸化しています。また、冷めた揚げ物も酸化しているので熱々を食べるようにしましょう。
こちらでも紹介しています!!
⇒【えっ!!これも?実は、体によくないこと】
⑶たっぷりのタンパク質

人間の体はタンパク質でできています。タンパク質をしっかり食べることで体を維持していくことができます。
筋肉が少なくなると代謝が落ち太りやすくなるだけではなく、若いころの体は遠のく一方…
「肉・魚・卵・大豆・乳製品」5大タンパク質をカロリーを気にせず食べましょう!!
どれぐらいのタンパク質をとるといいのかというと、体重1㎏あたり、1.0~1.5gが目安。体重50㎏の人は50~75gということですね。
マグロの赤身なら200g、ステーキなら250g!!
がつがつ食べちゃいましょう!!
⇒【トレーニング後はお肉が食べたい!肉好き必見】
タンパク質が豊富な大豆!こちらも要チェック↓↓↓↓
⇒【安くて体にいい!大豆のすごい効果】
⑤まとめ
今回は、サッカー日本代表の長友選手が取り入れているという食事術についてご紹介しました。長友選手はこの食事法に変えて、繰り返していた怪我もよくなり、体も心もいい状態が保てているそう!
アスリートだから役に立つ食事ということではなく、健康にも美容にも効果的な食事法。
簡単にできるからこそ、是非、参考にやってみてはいかがですか?

小学校からソフトボールをはじめ、スポーツ推薦で体育大に入学。しかしその後、大怪我によりプレーヤーを引退。選手のコンディショニングに専念した。大学卒業後、本格的に関西を拠点にトレーナーの経験を積む。その功績が評価されインドネシアで子供達に野球を教える社会活動にも参加。選手生命を伸ばすためのケア方法や怪我による痛みの緩和が専門分野。