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2018年4月11日

柔軟性が欲しいなら知っておきたい筋膜リリース

《筋肉の基礎知識シリーズ》

筋膜リリースという言葉を聞いたことがありますか?スポーツ界でも、リラクゼーションの分野でも今注目のワードです。ここでは「筋膜とは何か?どんな役割を持っているのか?」など筋膜リリースのことについてご紹介します。

筋膜とは?

筋膜とは、筋肉を包んでいる膜のことです。筋肉は体中にあるので、筋膜は体全体に張り巡っているということになります。筋膜には3種類あります。

身体の一番外側で筋肉全体を覆っているのが「筋外膜」
身体の各部位で筋線維の束を覆う「筋周膜」
筋肉を形成している筋線維一本一本を覆っているのが「筋内膜」

筋膜はコラーゲンやエラスチンという線維成分でできていて、本来は弾力があって柔らかいものなのですが、柔らかい故に固まりやすいという性質を持っています。水分不足や冷え、ストレスによる身体の緊張、長時間の同じ姿勢、筋肉の硬化などが原因で萎縮や癒着を起こしやすいものなのです。ある部位の凝りがひどくなるとしこりを感じることがありますよね。このような時は、筋肉が固まるのと同じく、筋膜自体が委縮したり、近隣の筋膜同士と癒着を起こして固くなっている可能性が高いのです。

筋膜の役割

筋膜は骨、内臓、血管、神経、筋肉など組織の間を覆うことで組織同士を繋ぐ役目を持っています。それぞれの組織を正しい位置で支える筋膜の働きによって私たちは姿勢を保つことができます。組織の間で、身体の動きによって生じる組織同士の摩擦からも守ります。筋線維を保護・強化して動きをサポートし力を伝達するなどの役割を持っています。

上記のことは筋膜が理想の状態を保てている時に果たしてくれている役割です。身体が悪影響を受けた時、筋膜にもその影響が及んで萎縮や癒着が起こり、本来の筋膜の働きが鈍り身体本来の動きを制限してしまうのです。これがさらに身体の凝り、痛み、歪み、疲労回復の遅延などへと繋がっていってしまうのです。身体が動きにくい状態になるということです。

筋膜リリースとは?

筋膜リリースとは、萎縮や癒着を起こしている筋膜を解放するものです。筋膜に働きかけて本来の柔軟性と滑らかな動きを取り戻すためにほぐすことを言います。筋膜の柔軟性が戻ることで筋肉の柔軟性も引き出され、関節の可動域も広げることができるのです。この状態が筋肉強化や運動パフォーマンスの向上に繋がっていくのです。
多くのトップアスリートが筋膜リリースをトレーニング後のメンテナンスメニューとして取り入れているそうです。

 

筋膜リリースは自分でもできる?!

筋膜は、残念ながら腹筋やふくらはぎのように、使っていることを感知しやすいものではありません。触れることのできない深い部分もどこにあるのかすら分かりません。専門のトレーナーや施術師にほぐしてもらうのが確実ではありますが、ポイントをしっかり掴めれば自分で筋膜リリースを行うことは可能です。グッズを使って深層部に働きかけたり、特定の動きで筋膜を緩めたりというやり方が一般的のようです。普段ストレッチをしている人は、筋膜リリースと合わせて行うことで相乗効果が期待できます。

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